解決したい社会課題
日本では防災教育が体系化されている一方で、特に子どもたちや地域住民にとって防災が日常的なテーマとして届きにくいという課題がある。既存の防災教育は教科書的・事務的になりがちで、興味喚起や行動変容につながる取り組みが不足している。映画などのメディアを通して、楽しく地域防災の知識を伝えられる仕組みが求められている。
プロジェクトの概要
本プロジェクトは、妖怪という文化的モチーフを活かし、「妖怪×防災」をテーマにしたドキュメンタリー映画を制作するものである。日本全国47都道府県を舞台に、地域ごとの防災実態や妖怪伝承と防災観点を組み合わせた内容とし、完成後は各地で上映しながら地域住民や子どもたちの防災力向上を図る。制作過程でも地域の人々との交流や意見交換を行い、地域防災の意識醸成を進める。
審査員からのコメント
この度は子ども・教育部門賞の受賞、誠におめでとうございます。妖怪という親しみやすいモチーフを用いながら、防災教育という社会課題に真正面から向き合い、ドキュメンタリー映画という形で全国に届けようという発想には深い感銘を受けました。子どもたちの防災意識を高めるだけでなく、地域ごとの文化や伝承を活かした学びの機会を創出するこの取り組みは、教育現場でも生活の場でも多くの人々に響くものかと思います。今後、この映画が多くの学校・地域で上映され、さらに多くの子どもたちと大人に防災の大切さと地域の魅力を伝えるきっかけとなることを心より応援しています。