• FOR GOOD MAGAZINE
  • FOR GOOD MAGAZINE
  • FOR GOOD MAGAZINE
  • FOR GOOD MAGAZINE
  • FOR GOOD MAGAZINE
  • FOR GOOD MAGAZINE
  • FOR GOOD MAGAZINE
  • FOR GOOD MAGAZINE

For Goodアワード受賞プロジェクト紹介

フード・農業部門賞(2024年)

棚田の”通い農”を身近にする「棚田ステーション」計画

2025.01.29

円アイコンの画像 支援総額:3,853,500円

支援者アイコンの画像 支援者数:230人

実行者プロフィール

星裕方(十日町市地域おこし協力隊/㈱里山パブリックリレーションズ代表)

1993年生まれ 東京都世田谷区出身 慶應義塾大学経済学部を卒業後、PR会社に入社。会社員の傍ら、世田谷区のNPO法人neomuraでお祭りの広報支援やコミュニティ農園の立ち上げ等に参画。 2021年にPRコンサル/ライターとして独立。合同会社イーストタイムズにて、和歌山県移住者情報発信力強化プロジェクトを企画・運営。 2022年12月、里山パブリックリレーションズ(株)を設立し、埼玉と新潟の2拠点生活を開始。2023年4月 新潟県十日町市の地域おこし協力隊に着任。現在は「棚田のPRと関係人口創出」に取り組む。

目次

解決したい社会課題

新潟県十日町市の越後松代地区の棚田地域では、耕作放棄地の増加が深刻な問題となっている。この背景には、農業従事者の高齢化や後継者不足、都市部への人口流出などがあり、伝統的な農業文化の継承が危機に瀕している。さらに、地域コミュニティの衰退や景観の荒廃も進行しており、地域全体の活力低下が懸念されている。

プロジェクトの概要

「棚田ステーション」計画は、新潟県十日町市の越後松代地区で、耕作放棄地の再生と地域活性化を目指す取り組みである。この施設は、企業研修や「通い農」の拠点として、棚田体験に必要な設備を備えた交流施設を提供する。

審査員からのコメント

この度はフード農業部門賞の受賞、誠におめでとうございます。耕作放棄地が増加する越後松代の棚田群で「棚田ステーション」計画を立ち上げ、企業研修や「通い農」の拠点づくりを推進する取り組みに深く感銘を受けました。都市部で生まれ育った星裕方さんが、震災やパンデミックを経て食と暮らしの脆弱性を実感し、地域おこし協力隊として棚田のPRや関係人口創出に尽力されている姿勢は、都市一極集中が進む現代社会に新たな可能性を示しています。「棚田ステーション」を通じて、都市と農村の交流がさらに活発化し、持続可能な農業と地域活性化のモデルケースとなることを心より期待しております。

For Goodアワードとは

For Good主催の、年に1度のアワードです。「世界をグッドに。想いをアクションに。」というFor Goodのスローガンを体現する「社会を良くするソーシャルグッドなプロジェクト」を選定することで、今後の社会にとっての社会課題解決のロールモデルとすることを目的としています。