プロジェクトのポイント
- 病気への理解促進
- 映画を通じて、見た目では分かりにくい起立性調節障害への認知と理解を広めることを目指す。
- 若者による自主制作
- 監督の西山夏実さんをはじめ、映画製作未経験の高校生・大学生28人が集まり、約1年をかけて映画を完成させた。
- 国際的な評価と展開
- 本作品は全米高校映画祭(AAHSFF2022)に正式出品されるなど、国内外で評価を受けた。
プロジェクトの背景
監督の西山夏実が中学生時代に発症した起立性調節障害は、日常生活を困難にし、周囲の理解を得にくい病気です。この経験を元に友人が書き上げた小説「今日も明日も負け犬。」がきっかけで映画化が実現。病気の実情を知ってもらうことで、同じように苦しむ人々への共感と支援を広めたいという願いからスタートしました。
実行者の思い
この映画が誰かの居場所になればと思っています。自分が不得意だと思っていることは、誰かにとっては得意かもしれない。そんなふうに、お互いを補い合える社会が作れたらいいなと願っています。この作品を通じて、明日から誰かに寄り添ってみようと思えるようなきっかけを届けたいです。そして、この映画を見た人たちと、一緒に未来に向かって歩いていけるような、そんな繋がりを広げていきます。
ハッシュタグ
#今日も明日も負け犬 #起立性調節障害 #高校生の挑戦 #学生映画 #実話
HPやSNS
プロジェクトページ:https://for-good.net/trn_project/17237
HP:https://makeinu.dog/kyoumoashitamomakeinu/
SNS:https://x.com/_kyoumoashitamo
審査員からのコメント
「起立性調節障害」で苦しみ悩む人への理解を広め、「今日も明日も負け犬。」を世界へ届けるプロジェクト。この取り組みは、「起立性調節障害」で苦しむ当事者の声を拾い上げ、こぼれ落ちてしまいそうな社会課題の可視化に貢献しました。本プロジェクトをきっかけに当事者を含む支援者の方々との継続的な交流が続いており、この映画は国内外のメディアが取り上げられ、次々と多くの方々の共感を生んでいます。これからのさらなる活躍を期待しています!