プロジェクトのポイント
- 砂漠に適応したライオンの絶滅危機
- 砂漠に適応したライオンは現在、わずか150頭しか残っておらず、気候変動の影響でその生存が脅かされている。
- 地域住民との衝突
- ライオンは干ばつで食料不足となり、ヒンバ族の家畜を襲い、住民との間で深刻な対立が生じている。
- GPSシステムの導入
- GPS付きの首輪をライオンに装着することで、ライオンの移動を監視し、集落に警告を送ることで衝突を防ぐ。
プロジェクトの背景
ナミビアのナミブ砂漠は極端に乾燥した環境で、気温差が非常に大きく、ほとんど降水がありません。この過酷な環境にもかかわらず、独自の生態系が育まれています。しかし、近年の干ばつにより、砂漠の植生が急速に減少し、草食動物の数も減少。その結果、肉食動物であるライオンは食料を求めて人々の家畜を襲うようになり、地域住民との衝突が深刻化しています。
実行者の思い
私は、地域住民とライオンが共存できる未来を作りたいと考えています。ライオンと地域住民が互いに争うことなく共存できる環境を整えるためには、まずはライオンの行動を正確に把握することが重要です。GPSを使ってライオンの移動を追跡し、住民に事前に警告を送ることで、衝突を未然に防ぐことができるのです。この地域の人々の生活も守りながら、貴重な野生動物を保護したい。そのために全力を尽くします。
ハッシュタグ
#デザートライオン保護 #地域共生 #気候変動 #野生動物保護 #ナミビア #アフリカ
HPやSNS
プロジェクトページ：https://for-good.net/trn_project/59461
HP：https://yukaonsafari.com
SNS：
https://www.youtube.com/channel/UCI-rY_xbtplx3Wcm-AuwoHA
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000367285
審査員からのコメント
太田さん、この度は、For Goodアワード2023にて、動物保護部門賞のご受賞、誠におめでとうございます！今回のプロジェクトは、幼い頃からの「動物を守る」という夢を叶えるため、20歳で南アフリカに一人移住し、今ではアフリカで唯一の日本人サファリガイドとしてご活躍されている太田さんの行動力や課題への向き合い方、今までの生き方を知ることができ、「自分にも何かできるかもしれない。」と思わせてくれるような内容でした。きっと多くの方々が、SNSなどを通して、太田さんの姿に元気をもらっていると思います。クラファンページの応援コメントを見ると、太田さんがいかに支援者の方々から愛されているかが分かるコメントが並んでいて、びっくりしました。これからも、色んな方々の想いや夢と一緒に、ぜひ活動を広げていってくれることを楽しみにしております。今後とも、ご活躍を心から応援しております！
