雲のようにふんわりと広がり、関わる人々の想いを包み込む「フォグ」。
このキャラクターには、「世界を、グッドに。想いをアクションに。」 というFor Goodのテーマが息づいています。
偶然のひらめきから生まれ、多くの人の手で形作られた「フォグ」は、まさに 皆で作り上げていく温かさ を体現する存在です。
人と人をつなぎ、想いをカタチにするFor Goodの象徴として、これからも成長していきます。
「フォグ」が生まれるまでの道のりや、デザインに込めた気持ち、そしてこれからの未来について、お二人にお話を伺いました。
<プロフィール>
堀さん:キャラクターデザイン発案者
鍋倉さん:受賞デザインのブラッシュアップ担当者 / 株式会社メイアルア
鈴木:インタビュアー / For Good
コンペ参加のきっかけ
▼コンペ特設サイトはこちら
https://design-competition.for-good.net/

(グランプリ受賞者)

(デザインのブラッシュアップ担当者 / 株式会社メイアルア)
── まずは自己紹介をお願いします。
堀さん(グランプリ受賞者):はい、堀と申します。普段は商業アニメーションやイラストレーションの仕事をしています。フリーランスで活動していて、今回「フォグ」のデザインに関わらせていただきました。
鍋倉さん(ブラッシュアップ担当/株式会社メイアルア):鍋倉と申します。株式会社メイアルアでデザイナーをしていて、グラフィックデザインやブランディングをメインにやっています。今回は「フォグ」のブラッシュアップや、For Goodのキャラクターとして展開していくための調整を担当しました。
── 今回のコンペに応募したきっかけを教えてください。
堀さん:趣味で公募ガイド的なサイトをよく見ているんです。それで今回のFor Goodのコンペが目に留まって、応募しました。
僕の得意な分野っていうのがあるんですけど、その分野で公募されているものってあまり多くなくて、実際に応募することも滅多にないんです。でも今回は、たまたまタイミングが合って、For Goodが求めているものと自分の作風がマッチしそうだったので、やってみようと思いました。
鈴木(For Good・インタビュアー):For Goodのコンペを見て、どんな印象を持ちましたか?
堀さん:「誰でも自由に参加していいよ」という雰囲気があって、入りやすいなと感じました。
鍋倉さん:実は、このコンペ形式の提案は僕からでした。最初はデザイナーを直接起用する案もあったんですが、「コンペならFor Goodの世界観に共感してくれる人と出会えるのでは?」と思って提案しました。
鈴木:なるほど。結果として、たくさんの方に応募いただき、For Goodの想いに共感してくれるクリエイターさんと出会えましたね。
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フォグ誕生秘話



── 「フォグ」のアイデアは、どのように生まれたのでしょうか?
堀さん:For Goodのサイトを見たときに、ロゴの「oo」に目がついていて顔になっていたのが印象に残りました。「あ、これに輪郭をつければキャラクターになるな」と思ったんです。
さらに、クラウドファンディングの「クラウド」を「雲」の意味だと勘違いしてしまって(笑)。
でも、雲のキャラクターって面白いなと思って、そのまま進めることにしました。
鈴木:まさかの勘違いから生まれたキャラクターだったんですね!
鍋倉さん:最初に「フォグ」を見たとき、「これはFor Goodにぴったりだ」と感じました。キャラクターとして完成度が高くて、柔らかい雰囲気もあり、ストーリーが広がりやすいデザインだと思いましたね。

デザインへのこだわり
── 「フォグ」をデザインする際、特に意識した点はありますか?
堀さん:「For Goodのキャラクターとして、どんなデザインがふさわしいか」を考えました。
最初に目に留まったのが、For Goodのロゴの「oo」の部分。そこに顔のような印象を受け、「ここに輪郭をつければキャラクターになる」と思ったのが出発点でした。
また、雲のような形にしたのは、クラウドファンディングの「クラウド」を「雲」だと勘違いしたのがきっかけです(笑)。ただ、それをそのまま活かすことで、For Goodの理念と合ったキャラクターになる と感じました。
さらに、「フォグ」は、できるだけシンプルで、親しみやすく、誰でも描けるデザインにしたい と思いました。
子どもが自由に描いたり、いろんな人がグッズ化を想像しやすいように、シンプルな丸みのあるフォルムにしています。
── 鍋倉さんは、ブラッシュアップする際にどんな点を意識しましたか?
鍋倉さん:キャラクター自体の完成度は最初から高かったので、僕の役割としては 「どうすればよりFor Goodの世界観に馴染むか?」 という視点でブラッシュアップしました。
例えば、フォルムの丸みを調整して、より柔らかく、温かみのある雰囲気を強調したり、グッズ展開やアニメーションになったときに 自然に動かしやすい形 に調整しました。
For Goodは「みんなで作り上げる」ことを大切にしている会社なので、「フォグ」も 一つの形に固定されるのではなく、成長できるデザインであること を意識しました。
── キャラクターの成長とは、具体的にはどんなイメージでしょう?
鍋倉さん:「フォグ」は、仲間が増えたり、ストーリーが広がっていく可能性を秘めているキャラクターだと思っています。
例えば、グッズ展開するときに「もこもこの仲間たち」が増えると面白いですし、イベントなどで子どもたちと一緒に新しい仲間を考える機会があっても素敵ですよね。
「フォグ」は、完成されたキャラクターでありながら、みんなと一緒に育てていけるキャラクター になれると感じています。

今後の展望
── 「フォグ」がこれからどのように展開していくのか、とても楽しみです。今後の展望について、お二人はどのように考えていますか?
堀さん:僕が考えたのは、キャラクターの最初の部分なんですよね。
だから、これからFor Goodが「フォグ」の世界を広げていってくれるのを楽しみにしています。たとえば、キャラクターが動くアニメーションになったり、絵本になったりすると面白そうだなと思います。
「フォグ」には仲間がたくさんいて、それぞれに個性があるので、そういうキャラクターたちが登場する物語が広がっていくと嬉しいですね。
鍋倉さん:For Goodは、「みんなで何かを作り上げていく」という考え方を大切にしている会社なので、「フォグ」も、いろんな人が関わることで大きくなっていくキャラクター になればいいなと思っています。
例えば、イベントで子どもたちと一緒に新しい仲間を考えるワークショップ を開くのも面白いですよね。
SNSで「フォグ」のイラストを募集する企画をやったり、
ユーザー参加型のストーリーを作ったりすることで、みんなで育てるキャラクター にできたら素敵だなと思います。
そして、最終的には グッズ展開やアニメーション、もっと幅広いメディア展開 もしていけたらいいですね。
「フォグ」がFor Goodの象徴的なキャラクターになって、もっと多くの人に知ってもらえたら嬉しいです。

読者へのメッセージ
── 「フォグ」を応援してくださる皆さんへ、メッセージをお願いします!
堀さん:「フォグ」は、もともと僕のちょっとした勘違いから生まれたキャラクターですが(笑)、そこからストーリーが生まれ、たくさんの人とつながるきっかけになりました。
キャラクターは、人と人をつなぐ存在になれる と思っています。
これから「フォグ」がどんなふうに成長していくのか、僕自身もとても楽しみにしています!
鍋倉さん:For Goodのキャラクターとして「フォグ」が誕生しましたが、ここからが本当のスタートだと思っています。
このキャラクターを、皆さんと一緒に育てていきたい です。
SNSやイベントを通じて、もっと多くの人に知ってもらい、「フォグ」が For Goodの理念を伝える存在 になっていけば嬉しいです。
これからの展開を、ぜひ楽しみにしていてください!
一同:ありがとうございました!
「フォグ」のこれからの活躍にご期待ください!
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<株式会社MEIALUA>
グラフィック・WEB・ブランディングのアーティストチームです。企業やサービスのプロモーションからブランディング関連など多方面にコミットし、企業ロゴと商品企画から携わるパッケージデザインに強みを持っています。
HP:https://meialua.co.jp/