解決したい社会課題
日本では離婚後、子どもが両親と自由に関係を持ち続けることが難しくなるケースが少なくない。離婚自体が子どもにとって大きなストレスとなるだけでなく、親同士の争いが深刻化することで、子どもとの面会機会が制限されるなど、子どもの情緒や成長に悪影響を及ぼす課題が存在する。離婚後も子どもが両親双方の愛情を受けられる環境を整備し、争いを回避しながら協力して子育てを続けられる仕組みが求められている。
プロジェクトの概要
本プロジェクトは、離婚を考える父母や実際に離婚した家庭に向けて、「共同養育」を支援するためのWEBツールを開発し全国に届ける取り組みである。共同養育とは、離婚後も両親が子どもの育児に協力し続ける関係を築く考え方であり、争わずに話し合う方法や親としての役割シフトのコツなどを解説するコンテンツも含む。また、単に情報を提供するだけでなく、離婚や共同養育に関する相談支援や交流支援も視野に入れ、子どもと親がポジティブにつながる社会の形成を目指す。プロジェクトはクラウドファンディングにより目標を達成し、共同養育普及の基盤となるサービスとして進められた。
審査員からのコメント
この度は社会貢献部門賞の受賞、誠におめでとうございます。離婚後も子どもと両親がポジティブに関わり続けるための支援ツールの開発は、家庭内での平穏と子どもの心の健やかな成長をサポートする重要な取り組みだと感じます。社会全体で、親の権利や責任、子どもの権利を理解し、支援する環境づくりが進むことを期待しています。今後、この活動がさらに広がり、多くの家庭で新たな支援の形を生み出すことを心より応援しています。